「だから!俺がやるっていってんだろ!!」 「やめろ大(まさる)!お前にやらせるとろくなことがない!!」 「なんだとぉ〜!!」 「もう!大もトーマもや・め・な・さーい!!」 ヨシノは胸倉を掴んで今にも殴りかかりそうな大をトーマから引き離しながら言った。 「…な、なんなんだこの人達?」 突然飾りの中から出て来た上に勝手に騒ぎ出す三人に混乱するツナ。 大はそれに気付いた。 「…おっ」 「え?」 「誰だよ、お前?」 「…えっと…、沢田綱吉…ですけど…」 「…沢田……??見かけねぇ顔だな」 するとトーマは大と淑乃に向かって呟いた。 「おい…ここは………DATS本部じゃないぞ……?」 トーマの信じられない発言に驚き、二人は周りを見渡す。 「嘘…だろ?」 「ちょっと、どこよここ!?」 「あの、どうしたんですか?」 ツナが訳が分からず聞く。 「ねぇ君、ここどこか分かる?」 必死に問い掛ける淑乃にツナが、 「どこって、中学校ですけど…」 「中学校!?ちょっと大、ここあんたの学校じゃないわよね?」 「違ぇよ!」 「何ていう中学なの、ここ」 「な、並盛っていいます」 「並盛…?俺、色んな学校の番長倒してきたけど並盛中学なんて聞いた事ねぇぞ?」 「じゃあ、ここは一体……?」 トーマが首を傾げた。 [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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