女房に睾丸を潰されて悶絶死

 2003年、カンボジア南部の都市シアヌークビルで、妻に素手で睾丸を握り潰された夫が死亡する、実に痛々しい事件が起きた。

 夫のオウチ・ヤン(52)と妻のサウト・チン(46)は結婚生活20年目を迎えていたが、仲は険悪で喧嘩の絶えない関係であったという。そして、いつも通り喧嘩を始めた夫妻は徐々に白熱し、夫の暴力を受けてキレた妻がすかさず夫の睾丸を握り潰したところ、夫は呼吸を止めて死んでしまった。検視官によると、死因はおそらく激痛によるショック死だと推測されているという。

 その後、妻は「殺すつもりはなかった」と地元警察に自ら通報して自首した。法律の専門家の話によると通常の殺人罪が適用されるという。日本であれば故意はなく過失とされ、せいぜい傷害致死であろう。


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