マウロ・プロスペリ(Mauro Prosperi 1955年生) [イタリア・五種競技選手/警察官] 1994年4月9日から行われた第9回サハラマラソンに参加。サハラマラソンは、南モロッコの砂漠で毎年開催される約230kmのウルトラマラソンで、6ステージ7日間で行われる。地球上で、最も過酷なレースといわれる。競技中の食事はすべて競技者自身が自分で用意しなければならない。競技者は7日分の食料や飲み物、その他、寝袋、炊事道具、懐中電灯、コンパス、衣服、薬など諸々の必要な荷物(およそ6kg〜13kg)を背負いながらマラソンをする。水とテントは運営側から提供される。 1994年のレースは、初日から砂漠の嵐が荒れ狂い、彼は避難を余儀なくされた。しかし、嵐がおさまった時には道を見失っていた。 彼は、38℃以上を上回る灼熱の砂漠をさまよい、ボトルの水が無くなったため、自分の尿やコウモリを捕まえ生き血を飲んで渇きをしのぎ、果てには水が無くなった事に絶望し手首を切り自殺まで図ったが、脱水症状により血液濃度が濃くなりすぎて血が流れ出てこなかった。 砂漠を4日間さまよい、その後彼は遊牧民の一団に発見され無事救助された。彼の体重は13kgも落ちていた。 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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