大仁田厚


 元プロレスラーの大仁田厚さんは、1993年2月、咽頭炎から急性肺炎になり急性腎不全、敗血症を併発し危篤状態になった。約1週間近く意識不明の状態になり、その間に何度か臨死体験をした。


 仲間達と スナックのような所に行き酒を飲んでいると、トイレに行きたくなりました。

 裏口の戸を開けると道の向こうに川が流れていて、屋形船がありました。

 なんとなく船に乗りたくなり乗ると、途端に情景が変わりました。テレビ局のカメラ・クルーと一緒に、外国の草原地帯にいるのです。

 そこで通訳を介して ロシア人農婦に インタービューをしました。

 草原の季節が秋の終わりで緑は無く、枯れて茶色になっていました。

 その後も場面が変わり黄色のお花畑になったり、雪山になったりしましたが、そこで熊に出遭ったのです。

 グリズリーのような大きな熊が立ち上がってかかってきました。それに向かって突っ込んで行ったら、バーンと殴られました。

 痛いと思った瞬間に目が覚めました。

 臨死体験で人生観が変わりました。私の学歴は中学しか出ていなくて、漢字もろくに書けない人間なのです。それでも人生を切り開いていけるんだということを自分の生きざまで示してきたから、地方の高校生などが徹夜してでも私の試合を見に来てくれたんです。その人達の為にも危険なプロレスのデス・マッチを止めにして、引退を決心しました。





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